現像記憶図書館-Blank Chronicle-

諸君は、『ねこふんじゃった』という童謡はご存知だろうか。
『生きているのはボクだけなんだろ?』の1:22から使われている旋律である。
──猫 → どんな高さでも → 上手に着地するらしい!?
なら実験だ! → ビル何階だ? → 猫いっちゃうレベルの高さ!!!
では、『猫踏んじゃった』のフルサイズの歌詞はご存知だろうか。
ねこふんじゃった ねこふんじゃった
ねこふんずけちゃったら ひっかいた 
冒頭は有名で、誰もが知っていると思う。
だが、歌詞を読み進めると、次第に雲行きが怪しくなってくる。 
わるい ねこめ つめを きれ
やねを おりて ひげを それ 
えっ……猫を踏んだのはキミだよね……? 
歌詞のフルサイズはこちらのサイトで確認していただきたいのだが、
 
童謡・唱歌 ねこふんじゃった 歌詞 Uta-Net
ねことんじゃった ねことんじゃった
ねこすっとんじゃって
もう みえない 
ねこ グッバイバイ ねこ グッバイバイ
ねこ あしたの あさ おりといで
猫を……殺してる……? :(;゙゚'ω゚'):ガクブル

歌詞を作った人がサイコパスなんですか?!
ねこふんじゃった自体は作曲者不詳で各国で自由に歌詞が付けられており、日本でも他の種類があるのですが、このバージョンの歌詞は「阪田寛夫」さんが手掛けております。
しかし、なぜこのような怖い歌詞になったのか?
元の曲はドイツの「ノミのワルツ(Floh Walzer)」という曲らしいのですが、日本語の歌詞が作成された時に語呂が良いからという理由で猫を虐待するような曲に変わったそうです。 
出典:ねこふんじゃった - Geekなページ
https://www.geekpage.jp/blog/?id=2009/3/23/1
(この記事の元になった記事は、残念ながらサービス終了で閲覧できませんでした。)
正確な理由は不明だが、語呂が良いかららしい。そんな景気良く猫を虐待しないでくれ。

Revo(故意犯)ォォォォォォォォォ!!
グラサンカチ割るッ🕶👊パリンパリン 

最後に、キンレコが「ねこふんじゃった」の歌唱動画を出していたのでどうぞ。

 
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【SHA15周年記念祭】Baroque【2/6公演ver.】
Baroque/Elysion〜楽園幻想組曲〜)

<配役>
バロ子:天野宮比
アビス:神社関係者
コーラス:伊坂那美、佐久夜姫子(制服姿)


「よいしょっ...【Ceui】ッ!」 
(注※宮比は後日公演で『生と死を別つ境界の古井戸』を歌う)
(正座し、弐拝弐拍手) 

神様、うちは人を殺しました。
うちは、この手で大切な女性を(ひと)を殺しました。

「いよぉ〜〜〜〜ッ」ポンッ!(太鼓)

思えばうちは、子供の頃から超陽キャな性格でした。
他の子達は、うちには何だかとても陰キャに見えたんです。

うちが思ってる常識と、他の子が思ってる常識。
で...うちが感じてる空気と、他の子が感じてる空気。

『違う』んだろうけど、まあ...いっかと思ってました。
それがいずれ『ハブり』に繋がったとしても、まあ...いちいち気にすんなしって。ねぇ? 


楽しそうな会話でみんなのバイブスが上がるよう、いつも心がけてきました。
うちには判ってたんです、暗い顔をした子を笑わせる魔法が。

いっそ《見ると元気になれる超可愛い女の子達(アイドル)》になれたらエモいじゃんと、いつも陽気に踊ってました。
(注※ここで立ち上がる) 
そんなうちが初めての相方に誘ったのが 、あの子だったんです。

可愛い子でした、優しい子でした。 
ちょっと内気なとこもあるけど、笑顔が印象的な女の子でした。
 
最初はバカだと思ってたけど、うちはすぐあの子が好きになりました。
うちはあの子との長〜い付き合いの中で、多くのエモみを受け取りました。

『違う』というのは『個性』であり、『他人』を『認める』ということ。 
大切なのは『お揃いであること』じゃなく、お互いのキャラの『わかり手になること』なんだと。 

けど、あるわかりみにおいて、うちとあの子は『違い過ぎて』いたんです。ぴえん🥺 

ありえんガールズラブの焔が、身を灼く辛みを知りました。 
もうあの子しか勝たん程、うちの心は『奪われちゃってた』んです。

「いよぉ〜〜〜〜ッ」ポンッ!(太鼓)

うちは勇気を振り絞り、想いの全てを告りました。 
けど、うちの想いはあの子に『スルー』されちゃいました。 
そん時のあの子の言葉は、超ぴえん🥺てか、超えてぱおん🐘でした。 
その決定的な『キャラの違い』は、ヤバイ程『わかりみが浅い』んだと知りました。 

そっから先の記憶は、不思議と他人事(ひとごと)みたいな感じでした。 
泣きながら内股で逃げてくあの子を、うちが超《速攻(マッハ)》でストーキングしてました。
キレッキレのダンスを踊るように境内を転がる、《性的倒錯性歪曲[Baroque]》のうちら。 
運命を呪いながら、石田...ってか石段を転がり落ちていきました・・・・・・。
(注※自分の胸元を指差して👉いる。中の人が"石田"彩夏さんという名前ネタw)

この歪な恋心は、この歪な貝殻は、 
うちのエモい真珠は歪(ひず)んでいるのでしょうか? 

ってか...誰も赦して欲しいからって参拝してる訳じゃないんだよね。
この罪こそが、うちとあの子を繋ぐ絆なんだし。
この罪だけは、神様でも勝手に赦すなし!

神社関係者(ならば私が赦す。
故に...狼欒神群も赦し給うと思うが、
皆様方、如何かなぁ?)


狼欒神群(拍手)


那美(Ah...)
姫子
Baroque Vierge  Baroque deux jeune filles)
──激しい雷鳴 浮かび上がる人影 
(Ah...)Baroque Vierge  Baroque deux jeune filles)
いつの間にか賽銭箱の手前には『仮面の男』が立っていた── 
(Ah...)Baroque Vierge  Baroque deux jeune filles)
(Ah...)Baroque Vierge  Baroque deux jeune filles)

🐶
👈  👉
(神社関係者が顔の下で人差し指で斜め上を指して広げているポーズのアップ)
(JKの間で流行ってるポーズなんですかね…?) 
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【SHA15周年記念祭】の童話【2/6公演ver.】
(光と闇の童話/イドへ至る森へ至るイド)
 
メルヒェン:猿田犬彦
エリーゼ:すず(※犬彦の愛猫) 

 
「うあぁぁぁああ!!」 

「3[Drei], 2[Twei], 1[eins]...」

見上げれば丸い夜空 揺らめく蒼い月夜 
神の名を呪いながら 奈落の底で唄う・・・・・・
「Wow!」

盲(めし)いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤りで 
その温もりの名は 愛だと 後(のち)に知った
 

初めての友達は 碧(あお)い瞳の可愛い女の子[die
 Mädchen] お別れさ 
その切なさの名が 恋だと 遂に知らず 

花に水を遣(や)るように 儘(まま) 罪には罰が要る 嗚呼
やがて《迎宵[
Guten Abend]》 疾(は)しる《第七の物語[sieben Märchen]》 
摂理(かみ)を背に受けて──
※原曲:摂理に背を向けて──
(後半にも歌詞の入れ替えがおきているから、
意図的な可能性が高い?)


「3[Drei], 2[Twei], 1[eins]...」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 

見下ろせば昏(くら)い大地 揺らめく紅い焔尾(ほのお) 
母の瞳(め)に抱かれながら 奈落の底へ堕ちる・・・・・・


「うわぁぁぁ」 


すず「ニャン、ニャーオニャーオ、ニャー」
(サビレタ村...マルデ墓場ネ...ウフフ) 

犬彦「すず、物語は、何刻だって墓場から始まるらしいぜ?」


<何故 コノ村ニハ 今 誰モイナイノ?)──其れは 昔 皆 死んじゃったからさ> 
<ジャ... 何故 昔 村人 皆 死ンジャッタノ?──其れは 黒き 死の 病 のせいさ> 
<ジャ... 何故 ソノ森ノ 村ニ 母子(オヤコ)ハイタノ?──其れは 或の 【イド】が 呼んだからさ> 
<ジャ... 何故 【イド】ハ 何ノ為ニ 人ヲ呼ブノ?──其れこそが 奴の本能だからさ> 
※すずは歌っているが猫っぽい加工をされたボーカル 

嗚呼 墓穴掘っても 掘っても 掘っても 
必死に掘ってもキリがない 
「悲惨な時代さ」 (ニャオニャオニャーオ)

嗚呼 死体と土塊(つちくれ) 死体と土塊 死体と土塊 
多重菓子(ミルフィーユ) 
「無惨な事態さ」 (ニャオニャオニャーオニャ)

生命の目的は《生キル事》と《増エル事》 
殺セと 侵(オカ)セと 【イド】は唄う
 

すず「ニャオー、ニャーオー、ニャーン、ニャーン」
(増エスギテモ結局、宿主ヲ殺シテシマウノヨネ)

犬彦「人と大地の関係? 知らねぇけどな。物語を続けようぜ」


【仄昏き宵闇の森[Der Wald der Abenddämmerung]】 

トム「おいHans(ハンス)、本当にこっちでいいのかぁ?」
ハンス「さあなあ、こっちだって知るかよぉ」
トム「ったくよぉ...気味の悪い森だぜぇ」 
ハンス「Tom(トム)! あのガキ、噂のThüringen(テューリンゲン)の魔女のガキじゃねーか?」 
トム「ひょお~! こいつぁついてるぜ!」 
男達「「な!」」 

夜露に濡れた 苔藻(こけも)を踏み鳴らす 少年の
その足取りは 哀しい程に軽く 少年を
 

トム「もし、坊ちゃん?」 
ハンス「坊ちゃ~ん」 
メルツ「えっ?」 

呼び止めた声は 下卑(げび)た響きで されど彼はまだ知らない 
嗚呼
 世界の悪意など 世間の作為など 何ひとつ触れぬまま育ったから
 
※原曲:世界の作為など 世間の悪意など
意図的な入れ替え……?


トム「我々は賢女殿に用事があってやって来たんですが」 
ハンス「坊ちゃんにご一緒させてもらってもよろしいでしょうか?」 
メルツ「もちろん構いませんよ。それでは僕が母の元へご案内いたしましょう」 
男達「「ありがとうございます[Danke schön]」」 

友達を抱いたまま → 招かざる客を連れ → 優しい母の元へと → そして...

メルツ「母上、ただいま戻りました」 
テレーゼ「お帰り──」

見渡せば──

テレーゼ「その男は何者──」
トム「坊ちゃんご苦労さん!!」 
メルツ「うわああぁぁ―...!」 
テレーゼ「メルー!」


トム「フッヒヒ、ほれっ、お友達だぞっと」 

テレーゼ「Therese von Luetwing、堕ちても方伯[Landgraf]の血筋!
其処に居る貴様の醜い頭、二度と胴体の上には君臨出来ぬものと思え!」
 
犬彦「Wow アニキッ!」 
トム「マジかよ」 
テレーゼ「やぁぁぁッ!」 
テレーゼ「はぁッ!」 
トム「わぁッ!」 
テレーゼ「ふぅッ!」 
テレーゼ「やぁッ!」 
トム「ぎゃぁぁぁ、ま、ま待て、待て、待て待て待て! ほら、話したら分かる!」 
テレーゼ「豚のように喚くな! 見苦しい!」 
トム「話せばわかるッ」 
ハンス「うーりゃ!」 
テレーゼ「あッ!?」 
トム「手こずらせんじゃねぇよッ!」 
テレーゼ「っ! うっ…」 


「3[Drei], 2[Twei], 1[eins]...」

鳥に羽が有るように 儘 夜には唄が在る 嗚呼 
いずれ《迎暁[
Guten Morgen]》 染まる《薔薇の庭園[Rosen Garten]》
摂理(かみ)を背に受けて── 

「3[Drei], 2[Twei], 1[eins]...」

「君が今笑っている、眩(まばゆ)い其の時代に。 
誰も恨まず、死せることを憾まず、必ず其処で逢おう」 
~『光と闇の童話[Märchen]』
 

犬彦「Wow!」

神社関係者(第七.伍の墓場! 次なる女(おみな)こそ!
当社(やしろ)の...信徒なのだらうか・・・・・・?)

すず「ニャーオ」


補足:この後の『歓びと哀しみの葡萄酒』で那美さんが復讐をやめるから、復讐劇が始まらない。
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